子宮頸がん 検査

子宮頸がんの検査の流れと注意点について

これまで、市の検診等で子宮頸がんについての検査を2回受けてきており、その時の体験が少しでもお役に立てればと思い記載させていただきます。

 

まず子宮頸がんの検査を受けに行こうと思った、あるいは受けに行かないといけなくなった場合に木をつける事としては、「スケジュールに余裕を持たせ、できるだけ早めに予約する」という事です。

 

頸がんの検査は、症状や 病態があったかどうかにも関わりますが大まかに分けて3段階あり、最終段階は手術か経過観察のどちらかです。

 

その上、まず第1段階の検査ですら結果が返ってくるのは1ヶ月後で、そこで「要再検査」と判断された場合は再度もう少し詳しい検査を行わなければいけません。
そして、その第2検査も、結果が返ってくるのは1ヶ月後。どんどん時間は過ぎていきます。

 

その分、万一病気があったら進行する可能性もありますし、病院の予定があるがゆえに他の予定を後回しにしないといけない可能性も出てきます。正直時間がもったいないのです。

 

なので、まずは検査を受ける事になったら、なるべく早めに検査の日取りを決めた方が良いと思います。後々の自分のためにも。

 

次に気をつけるべきなのは「どこで検査を受けるか」です。
大体は市区町村から無料検診のクーポン券等が送られてきて、健康診断のオプションとして受けようという流れになるのが一般的かと思います。

 

蛇足ですが、これ、絶対使った方がいいです、無料クーポン。自分で行うと3千円近くかかります。これももったいない。その上、私はこれで初めて子宮頸がんが見つかりました。

 

もし無視していたら手遅れになっていたかと思うと寒気が止まりません。過去に1回でも性交渉の経験がある人は絶対に受けた方がいいです。私は相手が1人だったにも関わらず発見だったので。本当に驚きました。

 

で、本題に戻ってどこで検査するかなのですが、予定があまり開いていない人は、身長や体重等の通常検診と共に受けれる会場を探し、そこでオプションも使う事を提示すれば良いと思います。

 

そういった会場では大型バスのような検診車が来ており、レントゲンを撮るのと同じような感じで産婦人科の先生に検査をしてもらう事ができます。もちろんプライバシーも守られています。

 

実は検診のバイトをしていた事があるので裏側も少しながら知っているのですが、その時検査に使う器具もきちんと予約者数+予備が用意されているので、使い回しされたりすることもほぼありません。ご安心ください。

 

ただ、個人的におすすめしたいのは「子宮頸がん検診だけは検診会場ではなく産婦人科の医院で受ける」という方法です。

 

クーポンと共に、そのクーポンが利用できる病院が記載された紙も同封されているはずです。その中から、例えばすでに行きつけだったり、友人や知人が通っていたり、口コミサイトで評判が良かったりする病院を見つけてそこに電話をし、クーポンを利用して検査をしたい旨を伝えるのです。

 

そしてその時、気持ちに是非余裕を持って「万一再検査担った場合もこの病院で受けられるか?」ということを聞いてみたらいいと思います。この方法の大きな利点は、「要再検査の診断が返ってきた場合に、またイチから病院探しをし直さなくて済む」という点にあります。

 

もちろん陰性(再検査は必要なし)と返ってくるにこしたことはないのですが、子宮頸がん検査は数年に1度やってきます。
そこで、一度行ったことのある病院があるのとないのとでは精神的にも大きな違いがありますし、要再検査となった場合にも、一度行ったところのある場所なら多少は露出する恥ずかしさも紛らわせることができます。もう1度見てもらっている先生ですし。

 

もちろん、評判は良くても施設の設備上再検査は行えないという病院も多数あるので、それはどちらを優先されたいかをご自分で選んでみてください。
上記のような理由から、「何度か通う事になっても問題なく行ける病院か」というのも大きなポイントだと思います。いくらいい病院でも遠かったりすると大変ですし。

 

子宮頸がん検査の内容

 

それで、1回目の検査なのですが、これは検査自体は非常に簡単です。ネックなのは、陰部を先生とはいえ他人に大股開いて露出しなければいけないこと。
それと、子宮口をよく見るために膣に挿入するクスコという器具。あれが私は今でも慣れません。

 

訳あって合計3箇所の病院で複数回検査を受けていますが、痛くなかったのは1回だけです。
なんというか、入れる時も鈍く痛み、そこから穴を広げる時もみちみちと痛みます。

 

深呼吸をして、できるだけお腹に力を入れないようにするのが一番です。
特に初回は緊張するので、なにかリラックスできるようなアロマオイルを染み込ませたハンカチ等持っていた方がいいのではないでしょうか。

 

他の婦人科の検査等で行ったことがある方は特に問題ないかと思います。器具で膣を広げた後は、綿棒だったり、プラスチックの棒だったりで子宮口を全体的に撫でて粘膜を取るだけです。
この作業自体は痛みもなにもありません。強いて言うならちょっと触られてるな?くすぐったいかな?という感じです。

 

あとは器具を抜きます。ただこれで終わりではなく、そのあとに先生自体の指を膣に入れ、指先に凸凹した頸がんの病変がないかを直接触って検査して終了です。
子宮が下がるように腹部をぐっと押されますので、変な声が出ないように(触られてることもあるので結構本気で精神的にキツいです)気をつけてください。

 

1回目はこれで終了です。
人によっては、粘膜をこすったことで出血する人もいるので(私も結構値が出て驚きました)、ナプキンは持参した方が良いと思います。
病院でも用意はしてくれていますが、場所によっては単なるおりものシートを渡され、まにあわなかったりするので・・・。

 

で、結果が届くと、その結果を病院取りに来るよう言われる場合と、結果がそのまま手紙で届く場合と、まずは病院からの電話で結果を知らされてから病院まで取りに行く場合と左様々あります。これは市町村ごとだったり、病院にもよるらしいので検査を受けた直後に行われる説明をきちんと聞いてください。

 

ここで「陰性」と書かれていたら検査は終了です。また数年後の検査を待つか、気になった時に病院に行かれてみてください。

 

ここで「要再検」とあった方は第2回目の検査へと進みます。これもできるだけ早く予約を取った方がいいでしょう。何故なら悪性であれ良性であれ、確実にウイルスが存在しているので。

 

ただ、ここの結果だけで「子宮頸がん」なんだ!と悲観的にはなる必要はありません。性交渉も絶対にしてはいけない訳ではないと思います。これは個人的な意見ですが。

 

病院で聞いたお話なのですが、頸がんウイルスはイボのウイルスの1種で、全部で60種類以上あるのだそうです。なのでウイルス自体がない人の方が正直珍しいと。
ただ、その60種類のうち、特定の10種類ぐらいが、いわゆる手術が必要だったりする頸がんを引き起こすので、要再検=頸がん、とは一概には言えないそうです。

 

再検査は、はっきり言います、肉を切ります。
ただし、本当に1mmぐらいの肉片が取れたら済むので、一瞬です。私も耐えました。一緒に頑張りましょう。

 

順序としては、器具を差し込む→薬を子宮口にかける→ウイルスがある場所が反応して変色するので写真を撮影する→切る(表現としてはちぎる、の方が正しいかも)出血を止めるためのガーゼを膣内に入れ、そして器具を抜いて終了です。

 

このガーゼは6〜8時間は外さないように言われます。そして膣内に水がはいって感染を起こしたらいけないので、プールや温泉、浴槽にははいらないよう注意してください。

 

ガーゼは通常の四角いガーゼを丸めて入れる場合と、綿を包んだガーゼに糸をつけてタンポン状にしている場合と様々あります。引っ張る時は結構水分を吸って硬い上、膣内に指を突っ込むわけにもいかないので力が入ります。

 

トイレに座った状態よりは両膝を付いた姿勢が楽なので、お風呂に入る前に外すのがいいと思います。くれぐれも外し忘れないように。硬くなりすぎて痛みも出てきますし、なにより不潔ですので。
この検査でも一応ナプキンは持参することをお勧めします。

 

2回目の検査も、結果がくるのは1ヶ月後です。私の場合は「経過観察にする可能性が濃厚だが、もう1度念の為に1回目と同じ検査を」という指示がされ、1回目と同じ綿棒だけの検査を受けて経過観察となりました。

 

その後、年数回の再検査で様子を見るのか、何かしらの処置を行うべきなのかを先生とよく相談して決めていきます。

 

 

検査の流れとしてはこんな感じです。複数の病院をまわり、「痛いものは痛い」と諦めましたが、病気が進み入院してしまうよりはと覚悟を決めて臨まれた方がよろしいと思います。本当に、未来の自分のため、そしてまったく予定はなくてもいざ子供が欲しくなった時のためです。

 

そして、たまーに、本当にたまにですが痛くない先生もいらっしゃいます。そういった先生に皆さんが巡り会えることをお祈りしています。

 

 

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