クラミジア 基礎知識

クラミジアとはどういう性病か。男女の症状の違いなど基礎知識

クラミジアとは、クラミジアトラコマティスという菌によって感染する性病です。
種類としては、性器に発症する性器クラミジアと、咽に感染する咽頭クラミジアがあります。

 

クラミジアの原因となるクラミジアトラコマティスという病原菌は、直径0.3ミクロン程の非常に小さな細菌です。これは膣や子宮、男性の尿道、そしてのどに感染することによって炎症を起こします。

 

主な感染経路としては、コンドームなしの性行為が最も多いルートです。
男性の尿道分泌物に含まれている病原菌が、性行為を通じて女性の性器に、あるいは女性の性器から男性の尿道へと感染します。

 

また、オーラルセックスによって、性器からのどに感染するケースが最近では非常に増えています。よく俗説で、コップの回し飲み、トイレの便座、風呂で性器やのどに感染する、などと言われていますが、そのようなことはありません。あくまで性行為によって感染するのがほとんどです。

 

これに感染すると、男女によって、発症する症状が異なります。
まず女性の場合は、最初はおりものが少し増えるといった程度の症状なので、自覚されない場合がほとんどです。

 

それが症状が進行すると、まず性交後に軽い出血を訴えることがあったり、さらには子宮内膜から卵管、腹腔内にまで感染広がると激しい痛みを歯称することになります。

 

それがもっと進行して、子宮付属器炎や骨盤腹膜炎になると下腹部の痛みや性交痛などが発症します。恐ろしいことに、クラミジアが腹腔内にまで広がると肝臓の炎症まで発症することがあります。

 

男性の場合は、女性比べて症状はごく軽いものです。
淋菌による尿道炎などのような排尿痛はなく、自覚症状はほとんどありません。

 

せいぜい、軽い尿道の痒みや不快感を感じる程度です。
最悪の場合でも。尿道を圧迫すると粘液性の分泌物が出る程度です。
クラミジアは男性にとっては軽い病気であり、しかしながらそれを女性に感染させると、場合によっては重篤な症状を導く性病なのです。