エイズ 誤解

エイズについて誤解がない正しい知識

エイズという病気といえば、単純に怖い、なったら助からない、最後の瞬間まで苦しむ、感染するかもしれない、など他の病気と比較してもネガティブなイメージがつきまとう病気だと思います。

 

しかしながらそれは必ずしも正しいわけではなく、少なからず誤解されている部分や知識不足からくる偏見等があることも事実です。かつては薬害エイズ問題や母子感染などの感染例もありましたが、現在の感染経路のほとんどが性行為によってもたらされる感染であるということも、その理由の一つでしょう。

 

誤解されている部分の中で最も多いと思われるものは、HIVとエイズの混同です。
仮にある個人が何らかの事情により感染したとしても、それはエイズに感染したわけではなくHIVというウィルスに感染したということになります。

 

その後何の治療も施さずにいれば、数年の潜伏期間を経た後にエイズを発症します。
現在のところHIV感染そのものを完治させる方法は残念ながらありませんが、薬物による治療をすることによってエイズ発症を抑制することが可能となっており、薬をきちんと飲み続ければそれまでと同じ生活を続けることが可能になっています。

 

また仮にエイズを発症したとしても治療により回復されることも可能なので、死ぬ病気ではなくなっているということが言えます。HIV検査をすることによって感染を早期に発見することができれば、生涯にわたってエイズ発症を抑えることができます。

 

感染経路としては性行為による感染が最も多くなっていますが、これも精液等の分泌液が粘膜に触れない限り感染しないことが分かっており、通常の日常生活において感染することはありません。

 

またHIVウィルスは感染力自体が非常に弱く、1回の接触や行為によって感染する確率はB型肝炎の30%に対しHIVは0.3%とその差は歴然としています。ただ、HIV感染者は現在先進国で唯一日本だけが年々増え続けており、今後の国の対応が注目されています。

 

感染力が弱いとはいえ全く予防もせずに不特定多数と行為に及ぶのは感染の危険が高まるため、コンドーム等の着用は大変重要です。これらは避妊の効果はもとより、HIVをはじめとする性感染症全般の感染を防ぐことに寄与しています。

 

更に詳しくエイズについて学ぶならこちら:エイズの現状について基礎知識